2015-04-24 第189回国会 衆議院 環境委員会 第4号
そして、地すべり危険地帯が多い場所、そこに盛り土をすることは、危険度を増すことになります。これは環境大臣意見の真意に反することじゃないんでしょうか。大臣、どうでしょう。
そして、地すべり危険地帯が多い場所、そこに盛り土をすることは、危険度を増すことになります。これは環境大臣意見の真意に反することじゃないんでしょうか。大臣、どうでしょう。
そこの中には、いまお話をしましたように、農林省の構造改善局が地すべり危険地帯として法律的に指定をしているのです。それだけ明確な地すべり地帯を建設省は地すべりを地帯ではない、こういうことになりますと、そこへ何らの防災設備もせずにやるということになりますと、これは建設省、大失態ですよ。これはすべて建設省が責任を負わなければならないことになるわけですが、それでよろしいですかね。
さっき建設省からも説明がありましたように、ここは建設省指定の地すべり危険地帯で、絶えず観測も続けられており、住民は戦々恐々としておる、加えて、飯料水等がそういう不完全な状態に置かれておる。
ほんとうに地すべり危険地帯、たとえば新潟県千三百六十カ所に全部専門官を配置しておけばいいでしょうが、全部二十四時じゅう見ているわけにもいきませんので、ちょうど各市町村で消防演習をやるような気持ちで、そういうところのパトロールを何らかの形でやるということはどうなんだろうかと、これは思いつきでございますが、そういう意味で、できれば中央防災会議においても、あるいは地方防災会議においてもひとつそうした意味での
そういう点から考えて、この地すべり危険地帯を調査し、そしてまた、それに対する防止工事をしていくにしても、その危険度を正確に把握をし、そしてまたそういうものに対する防止工事としては、この程度のこういう工事が一番いいのだ、そういう点の研究をもっともっと推進していかなければならないのじゃないか、そのように私は思うわけでありますが、実際にそういう現場を担当している建設省として、そういう点をどのように考えていらっしゃるのか
○塩出啓典君 それでは新潟の地すべりの点につきまして防災科学、そういうような面から少しばかりお聞きしたいと思うのでありますが、先ほどのいろいろ答弁の中で建設省あるいは農林省等が地すべり危険地帯の総点検をやる、そういうようなお話がございました。